灰干し
灰干し
灰干しの作り方
鮮度の非常に高い灰干しの作り方について紹介しておきます。
まず、魚の内臓をキレイに取り除き水でキレイに洗います。
洗ったらすぐに塩水に漬け込み、灰干しをする前にもう一度キレイに水で洗浄します。
ただし、素材の大きさや季節ごとに、漬け込む塩水の濃度や時間は異なるそうです。
洗ったらすぐにセロファンを巻き、灰を敷き詰めた上に新聞紙をかぶせ、そこへセロファンを巻いた干物を並べていきます。
その上にまた新聞紙をのせ、更に灰をかぶせて6時間ほど待ったら、灰干しの干物の完成です。
また、灰干しで使用する灰は、1回ごとに100度の温度で15時間乾燥させて殺菌しているそうです。
以上のことからも分かるように、一匹一匹手作業で行う為、とても手間がかかり大量生産は出来ません。
しかし、灰干しの干物は他の干物と異なり、鮮魚のように肉食がソフトでまろやかな味わいが絶品ですので、手に入る機会があったら是非食べてみて下さい。