味醂干し
味醂干し
味醂干し・調味干しの作り方
調味干しは、味がしみ込んで本当に美味しいですよね。
そんな調味干しの作り方について、簡単に紹介したいと思います。
まず、調味液の基本は醤油1リットル、砂糖500グラム、みりん50cc、お湯100ccになります。
魚の枚数により、量を変更してください。
ただし、この時使う醤油は無添加の本醸造で、砂糖やみりんも自然な製法で作ったものを選ぶようにして下さい。
なぜなら、干物は昔から素朴に作られてきた食品な為、出来るだけ昔に近い味に作った方が美味しいからです。
調味液が出来たら、魚を開いて調味液に20~30分浸け、汁気をよく切って干したら出来上がりです。
ただし、調味干しには、大抵白ゴマが振ってありますが、ご家庭で作る場合には真似をしてゴマを振らないように注意して下さい。
確かにみりんとゴマの風味はよく合いますが、天日干しをしていると振ったゴマを目当てに、ハトやスズメが寄って来て、ゴマだけではなく干物までついばんでしまいますので、作る際には白ゴマを振ることはお勧めしません。
以上のことに気をつけて、ご家庭でも調味干しを作ってみて下さい。